新年最初の3連休の工作のお時間!
去年末に発売されたバンダイの
D-Arts イザナギですが、
首の緩さが悪い意味で話題になりました。
私もこれに悩みまして、何とかならないものかと考えたところ。
一応
なんとかなりました。
しかし私はこういった加工のプロではないので、
あくまで「
素人のひとつの成功例」として報告させていただきます。
今回、首だけでなく
関節部分もなんとかし、
エフェクトパーツのついた矛を片手で保持させることも可能に。
するとトップ画像のようなポーズだってとらせることができるようになったんだぜ・・・
加工に必要な材料は皆さんのお家にあると思います。
それでは考察スタート! 画像はサムネクリックで拡大表示されます。
まずは必要なものをご紹介。
木工用ボンド(水性木工用)
つまようじ
綿棒
ティッシュ
適当な紙かビニール
以上です。
何をするのか、分かる方は分かるはず。
ボンドは「
水性木工用ボンド」を使いましょう。
裏面の成分表示に
ビニール樹脂orゴム・
水のみ書かれているのが水性木工用ボンドです。
私が今回使用したボンドの成分は「酢酸ビニル樹脂(41%)、水(59%)」でした。
紙、もしくはビニールにボンドを出し、つまようじですくって使います。
ようは
木工用ボンドを塗布し、弱い関節部分の軸を太らせるんです。
工程としては、
木工用ボンドをつまようじですくって、軸や関節の隙間に塗りこむ
↓
綿棒・ティッシュではみ出したボンドをふき取る
↓
乾かす(長くて半日くらい?)
以上を強くしたい関節部分にやっていくだけ。
木工用ボンドは硬化すると透明に&プラスチックやPVCを接着させないので心配ありません。
詳細は
2ch figmaスレ まとめwikiの「
関節関係」をご覧になって下さい。
ということでイザナギの関節を分解してみました。
まずは腕。
今回ボンドを塗りこんだのは画像の赤丸部分。
これを両腕に。
手首は交換があるためどうしようか悩みましたが、
腕のジョイント側ではなく矛持ち手の手首の穴部分に膜を作る感じで塗りました。
そしてボンドが透明になって目立たないくらい乾かすと・・・関節が以前より強くなりました!
エフェクトパーツがついて重くなった矛の片手持ちも可能に。
でも掌の保持力が元々弱い&重力には逆らえないので限界はあります。
で、メインの首。
分解するとこうなっていたんです。
ジョイント部分は普通のボールジョイントではなく、
首を伸縮させるために釘頭みたいな形になっています。
このため
摩擦が少なくなり、首が緩かったのでしょう。
「物をつめこむ」「加工してボールジョイントにする」なんて方法もあるかもしれませんが、
せっかくの首伸縮ギミックを残したかったのでこちらもボンドを使用。
ボンドで膜をつくって摩擦を強くすればいいんじゃね?と思ったのでそうしてみました。
汚い絵で申し訳ないのですが、分かりますでしょうか?
今回もボンドを塗りこんだのは赤丸部分。
塗りこみすぎるとはまらなくなるので気を付けましょう。
するとご覧の通り。
以前のように首がゆるゆる状態ではなくなりました。
しかし
あくまで「ゆるゆる状態ではなくなった」だけでまだ若干弱め。
ボンドだけではこれが限界のようです。
まあ以前よりは保持力も強くなったため、良しとしましょう・・・
ということでイザナギ工作でした。
長々と説明してきましたが、よくある
木工用ボンドを使った強化法です。
今回私は「首」と「腕」を強化したのですが、首部分はあまり効果が出ませんでした。
しかも首の分解は少し厄介なため、無理すると
破損につながるかもしれません。
なのでやるなら腕だけで良いかも?
木工用ボンドはこういった可動フィギュアの加工はもちろん、
薄い膜を作って色移り防止にも役立ちます。
用途が接着でなくとも、意外に重宝するんです。
あくまで今回の加工は「
素人の一例」です。
もし同じことをやろうという方がいらっしゃるなら、
自己責任で!
何があっても私は責任とれませんよ!
あと
2ch figmaスレ まとめwikiの「
関節関係」も熟読して下さいね!
一番良いのは「何の手を加えずとも保持力ばっちり」なんですけどね・・・
頑張ってくださいD-Artsシリーズ・・・
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